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混乱する傾向離れられない不安を抱えたまま息切れしてしまう追い込み過ぎの果てにわずかな違いに大きく影響を受けてしまういつからこうなってしまった混乱する傾向周りに引きずられ誤解や捉え違いを産み出して疲れ果てて何もわからなくなる

捕まえる人踏み外しそうになって我に帰る言われた通りに正しいと思うことを違う立場から見れば正しくないことでもやるべきことを言われるままに疑問に思うことが無いわけでもなく逃げ隠れする理由が別にあるとしても黙々と片付けを続けるだけこれまでしてきたことを振り返ることのないまま

場所も時間も分からない待ち合わせの約束を思い出せないまま電話のかけ方もよくわからないただ焦りだけが募ってゆく誰に聞いても答えは得られそうにない履歴を辿っても手掛かりさえ得られない約束の記憶

近いようで遠い関係の続き互いにこの状態を変えたいと思いながら言葉とか振る舞いの重ねで伝えようとして伝えられずに分かっていても踏み込めないもどかしさを抱えたまま季節は巡り予期せぬ変化が外からもたらされる抗いようのない流れの中で近いようで遠い関係の途切れ

拒否反応安全な場所からあれこれ注文をつける自分で言い始めたことを曖昧にしてまるでなかったことのように薄々気付きつつも知らないふりで土足で上がり込んでくる嫌な時に限って親しげに近付いて付きまとう

揺れ動く許容範囲を超えて揺れ動くようやく寝付けそうになる夜明け近くになると必ず抗いようのない力で繰り返し繰り返し何度も揺さぶられるぼんやりとした視界が揺れ動く身の危険を感じるくらいになって叫ぼうとするとふと目が覚める

帰るべきところはここだよと指し示されるでもそこは行ったことのないところ帰るべきところだという不安を伝えられる言葉の持てないまま用意周到な計画に乗せられて過剰な出口と見慣れない滑走路募るばかりの不安を抱えたまま盛大に見送られる

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仄暗い世界で暮らしている太陽の下でも自分だけ分厚い雲に包まれていて光はほとんど届かないその状態に慣れてしまって自分から目を見開くこともない誰かが払い除けてくれることを待っている仄暗い世界

したいこととできること同じになればいいのにそうなった試しのないそれでも僅かでも可能性があればどこまで近づけるか試してみる言い訳を考える暇があるくらいなら増え続けるばかりのしたいことひとつくらいできてもいい試してみないと叶うはずがない

与えるもの得られるものどちらかが先になって入れ替わり続けるその釣り合いが取れている間は何も起こらない傾き始めたとしても元に戻ろうとする力が上がり下がりを繰り返し水平線の動かなくなるまでその力を押し退けるくらいの一方的な偏りの現れ釣り合うはずが傾いたまま

見たものすべて言葉にしようとする知らないものにひとつずつ名前をつけてゆく見たことがあるように思えてもよく見るとどこかが違っている同じではない何の規則にも縛られず心の中で感じたままを言葉に変えてゆく