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見たものすべて言葉にしようとする知らないものにひとつずつ名前をつけてゆく見たことがあるように思えてもよく見るとどこかが違っている同じではない何の規則にも縛られず心の中で感じたままを言葉に変えてゆく
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あれから普段通りのようでそうではない同じことをしているつもりでも根本的に違っている以前とはまるで違う別人のようなはっきり見えていたものがもやに包まれてしまってどこにどう向かえばいいのかわからない足りていないのではなく無くなってしまった
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忍び寄る怒り見えないところで積み重なって些細なきっかけで表に現れてしまうその中にはもう飲み込まれたくない関わりのないままでいられるように以前とは違う自分の中で大丈夫なはずと問いかけ続ける逆撫での集中豪雨に見舞われてもぎりぎりのところで踏み止まってただひたすらに抑え続ける
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たぶん帰ってこない何も言わずに何の前触れもなくふらっと出掛けていった気に留めることもなく普段通りに軽く声をかけ見送っていたあれからどのくらい時が流れただろう手がかりもなく行方のわからないまま何の変化もない日々が過ぎてゆくやがて思い出すことも少なくなる
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空飛ぶ葡萄にぶら下がってようやくここから脱出することができる足を引っ張ろうとするものたちを振り払って自分ひとりだけ助かろうとするのはいけないことだと教わってきた頭の中では十分にわかっている何も言わずに黙ったままの空飛ぶ葡萄は風に吹かれるままその行き先は誰にもわからない結局元いた場所に戻るだけかもしれない
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弱くて脆い誰もそうなるとは思っていない報われることのないまま日々を積み重ねて見えなかったものが見えてくるようになる気にならなかったものが気になってしかたなくなる抑えきれずにこうなってしまうこれまで耐え忍んだ分だけ反動になって嫌と言うほど思い知らされる弱くて脆い
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あたりまえのなくなりかつて共有できていたはずの手掛かりとなる認識や価値観は形を変えながら細かく切り刻まれてそれぞれに違う意味を持ち始めるきっかけがつかみ取れなくなる期待された結果が返ってくることはなくいつまでもつながれない状態のまま互いに想像することさえできない通じない理由
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ひとつの区切りが近づいている自分の力の及ばないところでそれなりにうまく乗り切れたらしい拍子抜けするくらいにあっさりと事が進んでいる来て欲しくもありいつまでも来て欲しくないようなその時は確実に近づいているひと通り区切りがついた後に現れるもの
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記憶に残る場所の跡形なく失われあの頃のことを辿ろうとしても手掛かりとなりそうな建物も道路さえ残っていない白い板で迷路のように区切られ街灯の明かりが無機質に光っている賑やかだったはずの夜に人の気配のどこにもない
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いつまであとどのくらい見えなかったものが見えるようになってゆっくりとひとつずつ確かめながら僅かな違いも感じ取れるありがたみを実感することができる多くの気づきを得る
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来るものの拒みこれまでの積み重ねにこだわって変わりつつある流れから目を背ける頑ななその様子を見るに見かねて取り残されないようにとわざわざ会いに来てくれるいつまでも抗い続けることなどできないと伝えるため従うべきだとあちこちから責められる自分以外の誰にとってもそのほうがいいと分かってる
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合わないもの視界にさえ入れたくない内側の歪みが透けて見えてしまうそんなことはない正しく見ていないと言われる度に今日は違うかもしれないと向き合おうとしてみても合わないものは合わないまま余計に苦手になる考えることさえ嫌になる消してしまいたい
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わかった気になる何もわかっていないのにわかった気になる直接関わりのないことまでその積み重ねで築き上げられた砂の城に向かって波が押し寄せてくる慌てて防ごうとしても足を取られまともに歩けない
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何も手につかない気になって仕方がないやめようとするとまた続きが現れるいつも決め事に囚われ過ぎてそこから出られない枠の中で綺麗に誘導されて同じところをいつまでもぐるぐる回っている壁の向こうでも同じ光景何も手につかない
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心の居場所を見つけるための寄り道長い間繰り返しあれでもないこれでもないと妥協することなく探し続けたようやく見つけられたのかもしれない遅すぎた場所に一緒にいるべき人のもういないいるべき人のもういない
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調子を狂わせるもの見えないところで吸い取られる餌に釣られる自ら進んでそうしているそれが狂わせる原因だとわかっている酷い目に遭うのに決してやめられない調子を狂わせるものそれなしではいられない心底あきれられてもう誰ひとり残っていない
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無謀な見落としそうするべきではないと分かっている言われるままに従って意図的な見落としの積み重ねあえてそうすることの習慣案の定の展開問題にならないはずがない今さら無かったことに出来るはずもなく拭いきれず
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見逃してほしい誰かが再び扉を叩く息を潜めて気配を消して何か感じ取ってしまったとしても気付かなかったことにしてほしいそのためには何が必要なのだろうここだけの話にするために許されない事だとわかっている決して看過できないことであっても今は見逃してほしい
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くらみの症状気づかないうちの深刻な状態渇いている自覚もない適切に保たれたはずの白い壁に囲まれた空間で見えないところから奪われ続けてゆく外の世界から誰かに気づいてもらえるまで戻ることができる残された可能性は減り続ける確実に減り続ける
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信じるものがない必要がないそのことで軽蔑されるとしても行き詰まっているわけでもなく雲の上にいるわけでもない見下されることなどなく信じるものがないまま確かな足取りで少しずつ進んでゆく
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通じないそれぞれ違うものさしで測るあれこれ思い巡らすこともなく得られた結果をぶつけるだけで交わるはずもなく無駄の繰り返しにすり減らされ疲れだけが残るそれぞれの出口の前に置いておくべきもの目の前のことだけで精一杯で余裕などない分かりあうには無理がある最初から違い過ぎるまるで通じないこの状況から抜け出すために
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見落とし通りかつて暮らした所あの頃のまま変わっていない高い建物の影に空は切り取られたまま先の見えない角を曲がって崩れかかった階段を登る時間が止まったかのような見落とし通りの眺めうつむいたまま帰宅する自分の姿が見える鴉の鳴き声が近づいてくる
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邪魔にならないように存在の薄いままでいられるほうを選ぶ自らを疑ってばかりでここからもう一歩踏み出すことなどできない邪魔になるくらいなら今ここにいる意味などない自分のことは全て諦めていい
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鏡のない世界誰も自分の姿を知らない他人のことや周りのことはよく分かるのに自分自身のことはよく分かっていないあるいは事実とかけ離れたままの思い込み自分のことを話し始めるとほとんど噛み合うことはなく至る所で辻褄が合わないからやがて誰も自分のことは話さなくなる中身のないまま槍玉を探す
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誰かが止めないとまた次に引き継がれてしまうその結果同じような思いにさせることになる身近な名誉と引き換えにして見えないところで歪んだまま気付かないふりの積み重ねられ長い間の積み重ねられ外面の後ろに隠されたこれまでの誰かが潰されてきた誰かの名誉に見合うものではない自分が止めないと
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始まる前に終わっているこれからやることは全て無駄に終わるのだろうそれがわかっていても立ち止まる気配もなく進められる誰かが耐えきれずにそれを止めようとする思いとどませる道理はないそれなのに暗黙の約束事がちらつかせられるそれこそが始まる前に終わっている理由
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限界の手前まではいつの間にか辿りつける肝心なのはそこから先で自ら行き止まりにしてしまう何もないところで足がすくんでしまうこうするべきそうすべきではないとどこかの誰が繰り返ししゃべっている関わりのないものに交わる余裕はない限界の手前にそびえ立つ壁に集中する
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間に合うはず十分過ぎるくらい余裕を見て早めに出かけるいつの間に早足になって人の波を掻き分け進んでいるぶつかりそうになり挙句に躓いてしまう抱えていたものが散らばってしまういくつかは蹴飛ばされまたいくつかは踏みつけられ誰のせいにもできず自分が悪いわけでもない間に合うはずがそうならない
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乾いた舌どれだけ水を与えても乾いた舌潤いを得る暇もなく元に戻る見えないところで吸い取られている尋ねても調べても理由が分からないこのまま乾き続けばやがて干涸びて裂け目もできて粉々に崩れてしまう跡形もなくなる
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入れられるものがない手元にあるものは弱々しく役に立たない何よりも心が折れてしまってこの場を乗り切れそうにない思い通りにならないことを思い知らされ突きつけられ身代わりになるようなもの入れられるものがない以前とは違う
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干上がる前にできることはそうなることがわかっているのに何もしないで待ち続けている間違っていてもそのままにする悪い流れを立ち切ろうとして奮い立って働きかけるそのつもりのはずだったのに気付けば同じ穴の中にいるどちらが先なのかどうでもいいやがてその時が来る未然に防げたはずなのに
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すぐにはできない今は無理ではいつなのかと詰め寄られるいずれにせよすぐではない何度も繰り返し同じことを伝えるだけ噛み合うことのない話の終わり力づくで強要する許されるはずもない震える手で宣言して記録を取り始めるこうなってしまうと元には戻れない意味のない時間だけが消費され続ける
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覚えられない繰り返し何度も叩き込んでみても残るべきところにほとんど残らない釣り針を垂らして食らいつくのを待つ塞ぐべき穴は広がり続ける必要ないと言われてもそのまま受け止めるわけにはいかない
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車に乗せられ連れて行かれる外の様子も伺えないまま時間だけが過ぎる止まったり動いたり曲がったりを繰り返しいつまで続く突然大きな音とともに陽の光の下に放り出される何が起きたのかここはどこなのか振り返ると炎に包まれた黒い塊の見える
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貯めてきたもの脇目も振らずに何を言われても後ろ指を差されても見えない未来のために集め続ける理由を尋ねられても答えようのない想像に任せるうちに許されないものを貯め込んでいるに違いないと貼り付けられたひとり歩きの成れの果て事実とは違う
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そろそろ出口が見えてくるはず待ち焦がれていたその時は近い暗がりに灯る炎を手がかりにして休むことなく前だけを向いて近づくにつれ頭の中を巡る出口のように見え違うかもしれない不安の予防線積み上げてきたものが揺らいでくる揺れの周期が少しずつ短くなってくるやがて激しく揺さぶられ今いる場所さえわからなくなる
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わかった気にならないとやってられない席が開くのを待ち続ける突然割り込まれて横取られにあう湿った空気の下の賑わい遥か遠いところに来ていることに気付かされる濁り水の中にいるような居心地の悪さに削り取られてしまう背中指差し笑われるばかり
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そろそろやめる時よくわからないものにこだわってしがみついて見境がなくなってしまっている状態からおだやかな素振りで内心決してそうではないあれこれ詮索されたり悟られたりしないように作り上げてきた囲いの綻びどこかに無理があるまま放置してきたいつかその付けを払うことになる
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妥協による清算やらないよりはやるほうが立ち止まり振り返り形になるようなものは何も残っていない思うところを整理してもう一度重い腰を上げる望ましくはない結果でも終わらせてからやり直す必要がある他にできることのあるなしによらず
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さわれない壁理由はどこにも書かれていない触れられない触れるべきではないことだけあちらこちらに繰り返し書き記され距離を詰めたくても近づくことさえ出来ないどうしても壁に触れたい気持ちを抑えられず暗くなったあと人気がなくなってから勢い良く飛びつこうとすると壁の奥から巨大な手が伸びてきて摘み出される
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これが最後かもしれないと思うともう少し話を続けてみる気になる今しなくてもいいこととか関わりなさそうなことまで引き延ばしつなぎ止めようとするまた同じことの繰り返しそれでも確実に終わりがくる
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まだ終えられない終わりそうにないすぐにでも終えてしまいたいのに出口が遠くなってゆくそんなはずはない気のせいに違いないここまで随分と積み重ねてきたのに振り返り確かめてみるとあるはずの道がどこにもない終えたばかりのところからまたやり直しになってしまう
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ねじの思い出随分前でいつだったか曖昧なまま壁の向こう側下の方から聞こえてくる耳にしたことがあるはずのものがあちらこちらで微妙に違っているあれでもないこれでもないというつながりそうでつながらないつながったからなんだという所々で光っている忘れられない足跡を残す世に出るのが早すぎたとしてもこれから時間をかけて少しずつ広がってゆく
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気配を消して前後左右を確認わずかな隙を見て次の切れ目に向かう外の空気を取り込めず澱んだままに温度が上がるいつまでこの状態は続く気づかれないように次の居場所を探すもしも見つかってしまったなら腹を括って諦めるしかない
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地下の階段を行ったり来たり上り下りを繰り返していると前後不覚になって行き先を見失うどこから来てどこへ向かうのか何もわからないのに立ち止まることさえ許されないいつの間に奥深いところに地上へ向かう道がわからないどれくらい時間が経ったのだろう
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どこでもらってきたの明らかに歪な形になっていつからそんなふうになってそもそも存在に気がついていない分かるはずがないどこでもらってきたのまともではない状態に見える傍目に見ても明らかなもらった覚えのどこにもないあるいは勝手についてきただけとしても力ずくで無理矢理剥がすことのできない気にしない分にはさしたる害悪もないかと言ってこのままでいいわけでもない
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自ら蓋をする自分自身を押し殺すように後悔することになると分かっていてもはみ出してしまうことに耐えられない踏み出せば繋がりそうな隙間を埋められないそれが相応しい結末だと何度も繰り返し言い聞かせる
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